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日本酒と季節(春・夏)

日本酒の楽しみ方は様々である。その一つとしては、季節ともに楽しむ方法がある。つまり、季節を肌で感じながら日本酒を楽しむのである。日本の伝統的なアルコール飲料である日本酒を、日本の昔から変わらない美しさでもある季節の変化と共に味わう贅沢を感じたいものである。それでは、季節の中で暖かさを感じる春と夏について、その季節の日本酒とその楽しみ方を紹介していきたい。
●春

新酒、花見酒、桃花酒、菖蒲酒
☆「本醸造、純米酒」
仲間と花見でわいわい飲む時におすすめのお酒。
☆「純米吟醸酒」
おぼろ月夜を見ながらゆっくりと二人で過ごすのにおすすめのお酒。はまぐりの酒蒸や、菜の花のお浸しと一緒に飲むとよい。
☆「純米酒」
夫婦や家庭で飲むのにおすすめのお酒。ほのかに温かくするとなおよい。カツオのなまり節、焼き豆腐、ふきなどと一緒に飲むとよりおいしく飲むことができる。
☆「にごり酒」
少しあたたかい日に同僚と飲むのにおすすめのお酒。さより、うど、若竹煮などと一緒に飲むとよい。
●夏

生酒、冷や酒、七夕酒、夏越しの酒
☆「生酒」、「生貯蔵」、「吟醸酒」、「純米の原酒」
暑い日にキンキンに冷やしたこれらのお酒を飲むのもおすすめ。ごま豆腐の山葵添えや、おつまみで定番の枝豆、そら豆、焼き茄子などと一緒に味わうのもよい。また、人手間加えたお供では、鱧(はも)の梅果肉添えや、鮎の塩焼きなどもよい。これらは、見た目にも涼しいし、夏の食欲のないときにでもするっとお腹の中に入る一品かもしれない。

このように、季節や季候に合ったお酒をチョイスして、お酒と食事で季節を感じてみるのも風情があってよいかもしれない。