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海外での高級日本酒について

日本の伝統的なアルコール飲料である日本酒は、最近では海外でも注目されているお酒だとも言える。特にアメリカなどでは日本酒の輸入量が大きく拡大しているそうである。その中でも、特に高級な日本酒が好んでレストランなどで扱われているそうである。また、その他にも、サンフランシスコやニューヨークのような大きな町でも有名レストランで高級な日本酒を提供することが一つの自慢になっているそうである。
また、このように高級日本酒を提供しているレストランは、メディアでも取り上げられるくらいのフュージョンレストランとして浸透しているようだ。例えば、あるワイン雑誌では、「日本の高級日本酒が、アジア料理に限らず、その他様々な種類の料理にもうまくマッチし、ワインに比べて軽くてデリケートな風味であり、また酸味なども少ない傾向があるため、軽い料理にもマッチする」と書かれているらしい。
また、あの有名なニューヨーク・タイムズ紙では、日本食のレストランに限らす、それ以外のレストランでも、日本の高級な日本酒がメニューに載せられていることが紹介されている。さらに、サンフランシスコでは寿司を扱う寿司レストランで多く日本酒が飲まれているようだが、最近ではフュージョンレストランや、アジア系のレストラン・バーなどでも飲まれるようになってきているそうだ。
このようなことを考えると海外での寿司ブームに続いて日本酒ブームも到来するかもしれない。
しかし、日本酒といっても、安くて比較的みんなが手に入れやすいものが流行っているのではなく、やはり日本酒を高級なお酒として店に出すところが多いようである。
それは貿易統計で見てみると分かる。日本酒の輸入は2000年あたりから増加しているのだが、さらにその中でもやはり価格の高い高級日本酒の輸入が増加していると想定されているのである。
実際に日本酒を店に出しているところを見ても、その高級具合を知ることができる。サンフランシスコにある「ルビコン」という店では、「スペシャル・セレクションズ」として、ワインリストの中に吟醸酒の銘柄が一緒に載せられている。その値段はというと、ガラスで出来た小さな“おちょこ”に入って10ドルもするそうだ。実に高級なお酒である。
その他にも生牡蠣などを食べることのできる観光名所地域のバーなどでは、3種類の銘柄(純米酒、大吟醸酒、生原酒)を飲むことができ、その値段は1合弱で、12ドル~8ドルだそうだ。
このように、日本酒は日本以外の国でも普及しはじめているが、それにあたって、日本酒はクリーンなお酒であることや、ワインとはまた違ったユニークな特性があることなどの、日本酒の長所を伝えていくために、日本酒を解説したビデオを作成するなどの方法をとることがこれからの課題とされている。
日本の伝統的なお酒である日本酒が世界に普及して愛されることは、日本に住む我々にとっても誇らしいことであると言えるだろう。